心理カウンセラーのテンメイです。

久々に笑ってしまいました、朝の駅で。
地下鉄が到着して、お客さんがホームへ降ります。
テンメイも、毎日、この駅で降ります。

今日はオバちゃんのグループが降りました。
５～６人のお仲間でしょうか？
乗り換えホームへの移動に少し迷った感じでした。

目の前には、改札口直通のエスカレーターが。
他のお客さんは、慣れた感じで迷わずに乗ります。
実は、乗り換えホームへは別のエスカレーターなんです。

ひとりのオバちゃんが、人の流れにつられて、
このエスカレーターに乗りました。

後ろから、他のオバちゃんが大声で名前を呼びます！
「○○さん、違うよ！そっちじゃナイよ！」

オバちゃん、ビックリして、昇りのエスカレーターを
逆走して降りようとしています！
最後の方でしたから、もう乗る人は少なかったです。

オバちゃん、声を掛けられたのが５～６段目ぐらいでした。
体勢を立て直して、逆走を始めた時は10段目あたりまで上昇していました。

で、降りようとするのですが、オバちゃんの降りるスピードと
エスカレーターが上に移動するスピードが、ほぼ同じなんです。

と、言う事は、オバちゃんは、ずっとそこにいる状態なんです。
必死に足を動かしているのにです。

テンメイ、下から見ていました。
正直、メチャクチャ面白かったです！（ゴメンナサイね）
でも、手を貸せない状態なんです。手伝う事が出来ません。

オバちゃん、意を決したかの様に、全速力モードに切替わりました！
手すりを持つのをやめ、カバンを抱え直し、倍のスピードにギヤチェンジ！

すごい！すごい！降りてくる！
オバちゃんなりの、女らしさを、かなぐり捨てて！

ゴーーール！

無事に下まで到着しました。
息、ハァー、ハァーでしたが、お仲間、笑顔と拍手で迎えていました！

すみません、テンメイ、ずーっと見てました。
あまりの楽しいイベントに、ワクワクしながら…。
でも、無事に降りてきたら、テンメイも、つられて小さく拍手でした。

頑張っている姿って、面白いけど感動もします。

人が見ていて変に見えてもいいか。自分で頑張ったと思えば……。
でも、きっと、誰か見ていて、小さな拍手をしてくれるかもしれないし。

大丈夫だ、きっと。
世の中、捨てたもんじゃないかも。
元気出して行こうぜ！

では、また！