■2006/02/06 (月) 世話をしすぎた観葉植物?
心理カウンセラーのテンメイです。
事務所の観葉植物に、元気がなくなりました。
寒い季節が、影響したのでしょうか?
お水や栄養剤が足りなかったのでしょうか?
気になったので、近所のショップに相談に行きました。
親切なお兄さんが、教えてくれました。
お兄さん「お水は?」
私「ほぼ、毎日ですが…」
お兄さん「あっ、それ、ダメです」
あっけらかんと、結論、言われました。
なんでも、冬場にダメになる、ほとんどの原因は、
お水のやりすぎだそうです。
お兄さんに「部屋を暖かくして、土が乾燥するまで見るように」
と、教えてもらいました。
帰り道に、いろいろ、考えてしまいました。
観葉植物も、自ら生きようと頑張っているのに、
こっちの親切心で、ダメにしてしまった……。
観葉植物には、大きなお世話だったのかも知れないな?
で、今日のお話。
カウンセリングや心理学の用語に『過干渉』というのがあります。
簡単にお話しますと、お母さんが、
子供さんに過剰な世話を焼くことでしょうか。
「今日は、寒いよ、コートを着て行きなさいね」
「消しゴムなくなったでしょ、買っといたから」
「本読むなら、電気スタンド、点けたら?」とスタンドを点けるお母さん。
他にも、いっぱいありますね。
「お風呂は、入ったの?」「リンスもした?」
「耳の後ろ、洗ったの?」「濡れたタオルは洗濯籠に入れてね」
子供さんの気持ちは、どうなんでしょう?
干渉したり、先回りしてくれることが、嬉しいでしょうか?
消しゴムは、本当はキャラクター物が欲しかったのかもしれません。
本は、明るくして読んだら、雰囲気が出ないホラー小説かも?
寒いのは、お母さんだけで、子供にはちょうどいいかも?
お風呂は、今日は温まるだけで満足なのに……。
子供さんが「ウルサイ!」と口答えするなら、まだ、大丈夫です。
「言われるまま」の方が、将来、ちょっと問題が起きる可能性があります。
子供のために良かれと思ったことが、ダメになることもあります。
観葉植物に、お水をあげすぎてダメにしてしまったように。
んー、このサジ加減、難しいかも。
「しつけ」と「過干渉」
そう言えば「親」と言う文字は、
「木の上に立って見る」と書きますものね。
手を出さないで、見てますか?
お母さん。
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