上司にも色々なタイプがいます。数字に強い人、情にもろい人、理論派、 行動結果派、など、実にさまざまです。あなたの上司はどんな人ですか？

説得するには、それを知ることがポイント。数字派の人に感覚や感情は ちょっと難しい。そこで、どんな数字を企画書に持ってくるかが、勝敗の 分かれ道です。事前のアンケートや調査結果の多数派を上手に企画に反映 させれば上司の納得感が違います。

人は多数派の意見に、意外と左右されます。本人が違うと思っていても、 多数の意見があると、そう思ってしまう事もあります。

さらに、有効なのが、その上司以上の上司の意見を反映してみるのも、 効果があります。社長の方針がこうですから、この企画は方針に合致 していると思います。と、説得されると、なかなか、反対しずらいですね。

それでも、うまく行かない時は、上司に直接「お願い相談」を持ちかけて みては？「困っています、どうするべきかアドバイスをお願いします」と、 素直に相談するのも方法です。

人は、相談されるとうれしいものなのです。嫌な顔や、言葉は返ってくるかも しれませんが、本当は「なんとかしてやろう」という気持ちに変化します。

でも、このお話、まず、いい企画があっての話ですので……。 お間違いなく！